僕の絵、いつも伸びが悪いなぁ…
反応ないから絵を描くのをやめることも考えようかな…
反応ないから絵を描くのをやめる前に、なぜ反応がないのか・絵を見てくれる人たちは何を求めているのか考えてみましょう。
筆者は絵を描き始めて10年ほど経ちました。10年も描いているので、SNSの反応の少なさに悩んだ回数は数え切れません。
だからこそ言えます。反応ないから絵を描くのをやめるのはもったいないです!
今回はSNSの数字に悩んだ筆者が、ネットの評価とどう折り合いをつけたのかについてお話ししていきます。
頑張って描いた絵に反応がない理由・モチベーションを保つために筆者がやったこと・Twitterでいいねを伸ばす具体的な方法の順になっています。
筆者個人の考えや経験に基づいた記事になりますので、参考程度にしてみてくださいね。
反応ないから絵を描くのをやめるのはもったいない
「反応ないから絵を描くのをやめるのがもったいない」のはどうして?
反応ないから絵を描くのをやめる前に、なぜ反応がないのか分析してみてからでも遅くはないからです。やれることはやってみましょう。
頑張って描いた絵に反応がない理由
- 見てくれる人の人数が少ないジャンルの絵を描いている
- 宣伝をしていない
- 界隈で好まれるネタや絵柄ではない
- 拡散力のある人が近くにいない・少ない
たしかに、見てくれる人の目が肥えていて求める絵のレベルが高い場合もあります。
しかし、自分なりに絵が上手くなるように練習していてもなかなか評価につながらないなら、これらの理由が原因かもしれません。
見ている人のほとんどは絵の上手い・下手を見ていない
TwitterなどのSNSで趣味の絵を見てくれる人は、絵が上手いかどうかを見ているわけではありません。
ほとんどの場合、ネタや絵柄が萌えるかどうかを見ていると言ってもよいでしょう。
プロのコミュニティであればまた話は違いますが、趣味で絵を描く人同士の同人コミュニティではその界隈でウケるかどうかが評価を左右します。
ですので、絵が上手くないと思い込んで、反応ないから絵を描くのをやめるのはもったいないのです。
もちろん、大手の絵描きさんは絵が上手な方が多いですが、プロのイラストレーター並みに画力が高くないと大手になれないわけではありません。
界隈にウケるネタや作風かどうか・他の創作者とコミュニケーションを取っているかどうか・本人のアピール具合など、要因はさまざまです。
絵を練習し始めてしばらく経ったならある程度の画力は身についています。大丈夫です。頑張って描いているのですから、下手なんかじゃありませんよ。
萌えを求めている人にとって、「そこそこ絵が上手い」も「とても絵が上手い」も同じです。
ある一定のレベルまで絵が描けるなら、見ている人たちはそれ以上の画力を求めません。大事なのは萌えるかどうかです。
今あなたがある程度絵を描けて、より多くの反応を求めるなら、流行りの絵柄やウケるネタを研究してみるのはいかがでしょうか。
反応ないから絵を描くのは苦しい…モチベーションを維持するには
モチベーションを保つためにやりたいこと
反応ないから絵を描くのは苦しいよ…
評価がないとモチベーションも保てないし…
そうですよね。一生懸命描いた絵が評価されずにタイムラインに流れていくのは見ていて苦しいですよね…。
しかし、反応ないから絵を描くのをやめる気持ちがある一方で、もう少し絵を頑張ってみたいと思っているのではないでしょうか。
まだ絵を頑張りたいあなたに、筆者が実際に行っていたモチベーション維持方法をご紹介します。
おだやかTwitterをインストールする
おだやかTwitterはGoogle Chromeの拡張機能のひとつ。
- フォロー・フォロワー数
- いいね・リポスト・リプライ・ブックマーク数
- ポストの表示回数
などのTwitter上の機能を非表示にすることができます(拡張機能のインストールは自己責任でお願いします)。
Twitter(現X)に絵を投稿したあと、つい数字の伸びが気になって用もないのにTwitterを開いてしまうことはありませんか?
いいねやリポスト数を隠せば、評価数で頭を悩ませることも減るのではないでしょうか。
ただひとつ注意点があります。おだやかTwitterはChromeの拡張機能なので、パソコンのGoogle Chrome上でしか使用できません。
スマホやiPadでは使用できないため、どうしても数字を見たくない場合はパソコン上だけでTwitterを閲覧するなどの工夫が必要です。
作品を誰にも見せない・自分だけで楽しむ
筆者は数字を気にして絵を楽しく描けなかった時期に、Twitterでフォロー・フォロワー共に0の鍵アカウントを作成しそこに絵を上げていました。
筆者はこの方法を試してから、今まで誰かに見られることを意識して絵を描いていたことに気づきました。
他者を意識して絵を描くことは悪いことではありません。
ただ、絵を描くことが苦しいなら、考え方を他人軸から自分軸に変えてみる機会かもしれません。
「毎週絵を上げなきゃ」「もっと丁寧に描かないと評価されない」「飽きられないために工夫をしなきゃ」
自分だけが見えるところで絵を投稿するようになってから、このような他者優先の考えがなくなり、絵を描くのが楽しいと心から思えるようになりました。
人前に絵を載せるのが恥ずかしい方におすすめしたい方法のひとつです。
個人サイトを作る
SNSの数字に疲れた方には、個人サイトを作ってみることもおすすめしたいです。
ここ近年はTwitterやpixivなどのプラットフォームが人気ですが、隠れ家的な個人サイトもまた別の魅力があるものです。
非公開設定にしなければ検索やSNSからの誘導で人は見にきてくれるため、完全に一人ではありません。
個人サイトの作り方やおすすめのブログ作成サービスはこちらで詳しく解説しています。
反応ないから絵を描くのが苦しい…そんなときはこう考えてみて
反応がない原因は作者の画力ではなく、絵を見る側が何を求めているのかが調査不足であることが原因であることが多いです。
ですから「自分の絵は下手で魅力がない」と思う必要はありません。
たしかに画力向上も大切な要素のひとつではあります。たいていのジャンルでは、高く評価されている方はある一定のレベルまで絵を描ける方が多いです。
ただ、自分の好みと界隈で好まれる要素が食い違って思うように評価されないことはよくあります。
反応がないから絵を描くのが苦しい…そんなときは自分を責めず、反応がない理由を冷静に分析してみましょう。
絵を描くのが苦しいときのメンタルの保ち方はこちらの記事でも解説しています。
反応ないから絵を描くのが寂しい…Twitterでいいねをもらうコツ
界隈でどんな絵が高く評価されているのか研究する
いいね・リポスト・感想を多くもらっている同ジャンルの絵描きさんのイラストを研究してみましょう。
一人ではなく複数の方の絵を見て共通点を探ると、どんなネタや作風がそのジャンルでウケているのかが発見できるかもしれません。
絵を研究して気づいた点をノートにまとめると頭の中が整理されますし、あとで見返すこともできますよ。
また、気に入った絵描きさんのイラストの好きな部分をマネてみることもおすすめします。もちろん一人の絵柄を丸パクリはNGです!
一人の絵描きさんからはワンポイントだけ参考にします。「影の塗り方いいな」「この表情好きだな」そう思ったら自分の絵にも取り入れてみてください。
アクティブユーザーが多い時間帯に絵を載せる
- 【平日】7~8時、12~13時、15~17時、20~22時
- 【休日】20~22時
これらの時間帯ではTwitterのアクティブユーザーが多くなります。
反応ないから絵を描くのが寂しい…そう感じたら絵を投稿する時間帯も工夫してみてください。
自分の絵をアピールする・多くの人に知ってもらう工夫をする
- 絵のポストにハッシュタグをつける
- 絵のポストに対してリポスト・リプライをしてタイムラインに表示される回数を増やす
ここ最近のTwitterではポストが間引きされることがしばしばあるようです。
そのため、自分の絵を多くの人のタイムラインに繰り返し表示される工夫をしてみましょう。
積極的に自分から反応する
評価されるのを待つのではなく、自分からほかの創作者さんの作品に反応することを心がけてみてください。
なぜかと言うと、人は褒めてもらったらその人に好意をお返ししたくなる心理が働くからです。この心の働きを心理学で「返報性」と呼びます。
ほかの人の作品に反応していると、その分お返しが返ってくる可能性が高くなるということです。
いいねやリポストだけではなく、余裕があればリプライで感想を伝えて交流していきましょう。
なかには感想はいらない人もいるそうですが、ほとんどの創作者さんは反応がほしいものです。
壁打ちでたくさん反応をもらえる方も少なくありませんが、確実に評価がほしいなら交流は必要だなと筆者は感じています。
拡散力のある人に見つけてもらう
反応ないから絵を描くのが寂しいとお悩みの方は、まわりに拡散力のある方がいないことがあります。
フォロワーが多かったり、ほかの人の絵をよくリポストしてくれたりする人のことだね
交流の幅をどんどん広げていき、拡散力のある創作者さんとつながることも反応をもらうためには大切です。
こればかりはまわりの環境や運も関係するので少し難しいのですが…。コツコツ絵を上げたり、交流したりするなどして機会を待ってみましょう。
人気ジャンルに身を置いてみる
描いているジャンルの人口がそもそも少ないと、その分絵を見てくれる人も少なくなります。
ですから、反応ないから絵を描くのが寂しい…と悩むのはごもっともです。
どうしても反応がほしいときは、あえて流行りのジャンルの絵を描いてみるのもアリでしょう。
ネガティブな発言は控える
他の方と交流する方がいいねがつきやすくなります。相手からの反応を待つのではなく、自分から相手に働きかけるのがよいですね。
そこで、普段から気をつけていただきたいのが「愚痴・悪口といったネガティブな発言を控える」こと。
日頃のポストに愚痴や自分や他者を下げるようなものが多いと、やはり話しかけにくい雰囲気があるものです。
逆の立場で考えてみましょう。好みの絵があなたのタイムラインに流れてきました。
興味を持った相手のホームに飛んだときに、多くのポストが攻撃的だったりネガティブだったりしたら引いてしまいませんか?
ネガティブなポストを見てうれしい気持ちになる人はまずいないでしょうし、絵を見にきてくれる人は作者の愚痴を見にきたわけではありません。
じゃあどんなポストを心がけたらいいの?
感想やコメントを多くもらっている大手創作者さんのポストを参考にしてみましょう。
愚痴がまったくないわけではないかもしれませんが、ネガティブなポストよりもポジティブなポストが多い印象を受けるのではないでしょうか。
絵を見る人にとって、作品と作者の人柄を切り分けて考えるのはなかなか難しいことです。
日頃のポストの雰囲気がよくないと、本来ならもらえるはずだった評価や感想が得られないかもしれません。
まとめ
- 反応ないから絵を描くのをやめる前に、なぜ反応がないのか・絵を見てくれる人たちは何を求めているのか考えてみる
- 絵の評価が少ないのは画力以外に原因があることが多いため、反応ないから絵を描くのをやめるのはもったいない
- SNSで同人絵を見ている人のほとんどは絵の上手い・下手を見ていない
- SNSで絵を評価されなくても自分を責めないで
反応ないから絵を描くのをやめる前にやっておきたいことやモチベーション維持方法、評価をもらうためにやりたいことを解説しました。
大切なのは、原因を追究することと自分を責めないこと。絵を嫌いにならないためにも、まずは客観的に状況を把握することが肝心です。
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