twitter向いてない絵描きになってしまう理由は、大きく分けて「交流に疲れた」「自分の絵に対する反応が少ない」の2つがあります。
交流に疲れたのであれば壁打ちになる、評価が少なくてつらいときはSNSから距離を置くなどしてみましょう。
筆者自身もtwitter向いてない絵描きの一人です。交流や反応の多い・少ないに疲れて、今は壁打ちでアカウントを運用しています。
今回は、筆者なりに考えたtwitter向いてない絵描きになってしまう原因、交流に疲れたときの対処法、絵を評価されなくてつらいときの対処法について解説します。
twitterの使い方で困っている絵描きの方に読んでいただけるとうれしいです。
・自分の絵に反応がない・少ないのがつらい方
・アカウントの壁打ち運用に興味がある方
twitter向いてない絵描きになってしまう理由
twitter向いてない絵描きになってしまう理由を「交流疲れ」「評価の数」に分けて解説します
【twitter向いてない絵描きのタイプ①】交流に疲れた
- ほかの創作者さんと関わっていくうちに、相手の嫌いな部分が見えるようになってしまった
- 自分の絵には反応をくれないのに、ほかの人の作品にはいいねやリポストするフォロワーがいる
- 匿名で悲しくなることを言われた
- 義理でほかの人の作品に反応することに疲れた
- 界隈のノリに合わない
- リムーブやブロックされるのがつらい
- 絵や漫画が上手すぎる創作を見てしまい、自分が描く意味がわからなくなってしまった
「交流疲れ」と一口に言っても、細かな理由は人それぞれです。
自分が創作者として活動すると、ほかの創作者の方とも交流するようになりますよね。
「ただ作品を見るだけならこんな思いせずに済んだのかも…」「交流しなかったらこんなに疲れていなかったのかも…」そう思ってしまうこともあります。
【twitter向いてない絵描きのタイプ②】自分の絵に対する反応が少ない
- 頑張って描いた絵に対する評価が少ない
- 自分よりも評価されている作品を見ることができない
- たくさん評価をもらっている人がまわりに多く、うらやましい
- 更新を止めると、フォロワーが減ってしまうんじゃないかと不安になる
絵の上手い・下手は、人によって基準はさまざまで本来わかりにくいものです。
しかし、twitterをはじめ多くのSNSでは評価は数値化されています。
テストの点数でよくできたかできなかったかがわかるように、数の多い・少ないは誰でも理解しやすいですよね。
ですから、評価数が絵の価値とイコールではないにもかかわらず、私たちSNSユーザーの絵描きは絵の上手い・下手を評価数で判断してしまいがちです。
「自分の絵に対する反応が少なくてつらい」とは、「自分の絵に価値があるのかわからない」と同じ意味なのです。
反応がなくて絵を描くのがつらいときに、評価を気にしないコツをこちらの記事で紹介しています。
twitter向いてない絵描きは交流しないのもひとつの手
【twitter向いてない絵描きのタイプ①】交流疲れの対処法
twitter向いてない絵描きは、交流をやめることもひとつの方法。具体的に言うと、壁打ち運用にしたり、個人サイトを拠点にしたりするということです。
twitterをやめて、pixivなどの投稿サイトでの活動一本にするのもいいですね。
筆者は壁打ちや個人サイト(もしくは投稿サイト)だけでの活動いずれも経験していますが、やってよかったなと思っています。壁打ちは今でも続けていますよ~。
たしかに、交流をやめてからは付き合いでもらっていたいいねや感想はなくなってしまいました。
しかし、自分のタイムラインには自分しかいません。ですから苦手な人のツイートは流れてきませんし、無理にほかの人のツイートや作品に反応しなくてもよくなったのです。
「自分よりも後に投稿したのにすごく伸びててうらやましい…」「この人、なんだか愚痴っぽいツイートが多くて嫌だな…」といった悩みもなくなりました。
twitter向いてない絵描きだった筆者としては、交流に疲れた方に壁打ちはおすすめできます。
壁打ちになって反応が全くもらえなくなったらどうしよう…
壁打ちになって反応がもらえなくなる理由はいくつか考えられます。
- 作品がtwitterウケするタイプではない
- 同士が見つけやすい工夫をしていない
- 拡散力のある人に見つけてもらっていない
作品がtwitterウケするタイプではない
ネタ絵、一枚絵よりも漫画、流行りのジャンル、作品投稿が高頻度でされているなどがtwitterでバズる作品の共通点として挙げられます。
絵柄や作風も大きく評価を左右します。twitterではあまり評価がよくなくても、ほかのSNSや投稿サイトではそれ以上に評価がもらえることも多くあるものです。
同士が見つけやすい工夫をしていない
評価の数の前に、人に自分の作品を知ってもらうための工夫をしましょう。
投稿する際には描いた作品のタイトルやキャラクター名を記載する。タグを利用する。交流はしないけど、いいねやリポストは行い自分の存在を認知してもらう。
人に見てもらう機会が普通より少ないという壁打ちの特性上、このような工夫する必要があります。
「壁打ちになりたい、だけど人に見てもらえるか不安」そんな方は、人に認知されるために試行回数を増やすことが大切です。
拡散力のある人に見つけてもらっていない
「拡散力のある人」とは、フォロワーが多かったり、ほかの人の絵をよくリポストしてくれたりする人のこと。
交流の幅が広ければよく拡散してくれる人とつながる可能性も高まりますが、壁打ちだとそうもいきません。
拡散力のある人に自分の作品を見つけてもらうには、やはり自分の作品を多くの人の目に触れるための工夫をする必要があります。
コツコツ絵を上げたり、ツイートに作品名やキャラクター名をつけたり、できることをやってみましょう。
ただ、そもそも絵を見てもらいたい欲求があまりない人はやりすぎるとメンタルをすり減らしてしまいますので注意してくださいね。
twitterでの人間関係に疲れた人は、ぜひ壁打ちやpixiv専、個人サイトを考えてみて!意外と人は見にきてくれます。
交流ありきで絵を描いている方は、壁打ちの孤独感がつらいかも…
筆者としては、twitter向いてない絵描きは自分にムチを打ってまで続ける必要はないと感じています。
twitter向いてない絵描きに、壁打ちはおすすめです。pixiv専や個人サイトでもいいので、自分に合った創作との向き合い方を探ってみてくださいね。
twitter向いてない絵描きはSNSを辞めてもいい
【twitter向いてない絵描きのタイプ②】自分の絵に対する反応が少ないときの対処法
自分の絵に対する反応が少なく、twitterに絵を載せるたびに苦しくなる…そんな方は、自分が本当にしたかったことを思い出してみてください。
評価のために絵を描くこと自体はいけないことではありません。
しかし「絵を描くのが楽しくない」「自分はtwitter向いてない絵描きなのかも」そう思ったときは、外発的動機づけに縛られているのかもしれません。
外発的動機づけとは、評価や賞罰などの外部からもたらされるもののために行動する心理状態のこと。
反対に、内発的動機づけは自分自身の内側から湧き起こる「やりたい」という気持ちのために行動する心理状態のことを指します。
つまり、評価によって描く気を削がれたり、もっと描こうとしたりするときは外発的動機づけになっているということです。
外発的動機づけが悪いわけではありません。しかし、筆者としては内発的動機づけによる創作活動ができればいいなと思います。
なぜかと言うと、外発的動機づけによる活動は、内発的動機づけによる活動よりも質が低く、続けにくいことが心理学の研究でわかっているからです。
SNSの評価のために好きでもない絵を描くのと、心から楽しいと感じながら絵を描くのとでは、どちらがいい絵を描けそうかはなんとなく想像できますよね。
ですので、筆者は自分が楽しいと思うことをやっています。描きたくないときは描かない。絵を描かないことでフォロワーやいいねが減ったとしても。
半年以上SNSに絵を載せないこともありますが、自分が楽しく絵を描けていればそれでOK。そのように考えています。
内発的動機を引き出すために、一度SNSから離れてみることをおすすめします。
できれば数週間SNSからログアウトして、ほかのことに目を向けてみてください。SNSでなければなんでもいいです。
SNSだけを見ていると、SNSの世界だけが自分の世界になってしまいます。評価数が気になってしまうのも無理はありません。
SNSの評価のためではなく、心から「描きたい」と思ったら、また絵を描きましょう。
twitter向いてない絵描きにとって、自分が本当にその絵を描きたいのかよく考えることが大切なんだね
まとめ
- twitter向いてない絵描きには、交流疲れタイプと評価数を気にしてしまうタイプがいる
- 交流疲れタイプのtwitter向いてない絵描きは、壁打ち・個人サイト・pixiv専を考えてみて
- 評価数を気にしてしまうタイプのtwitter向いてない絵描きは、内発的動機を引き出すためにSNSから離れてみよう
「自分ってtwitter向いてない絵描きなのかも…」そう思った方に、筆者なりに考えた原因とタイプ別対処法を解説しました。
壁打ちはしているものの、筆者もtwitter向いてない絵描きの一人です。なにかとしんどい今のtwitter環境を一緒に生き延びましょう…!
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